おくやみ 2013年06月16日11時30分

人間国宝の十四代酒井田柿右衛門さん死去


 有田焼の陶芸家で人間国宝の十四代酒井田柿右衛門(さかいだ・かきえもん)さんが15日、佐賀市内の病院で直腸がんと転移性肝腫瘍のため亡くなった。78歳だった。

 酒井田さんは1982年に十四代を襲名。84年には日本陶磁協会賞受賞し、01年には国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。赤絵の絵柄に加え「濁手」と呼ばれる柔らかな乳白色の磁肌が特徴で、白磁をふんだんに残しながら描かれる色絵文様の美しさが、国内外で評価をされていた。

 16日付の東京中日スポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、柿右衛門窯によると、11年8月にがんが見つかり、昨年12月に手術を受けたという。その後、体調を崩し、入退院を繰り返していたという。

 告別式は19日正午から有田町南原甲の有田セレモニーホールで。喪主は妻・祐子(ゆうこ)さんが務める。