俳優・女優 2013年01月12日21時19分

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい


長谷川 博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

コケた後にヨロけてステージ下へダイブする長谷川博己

 俳優・長谷川博己(35)が12日、都内で行われた主演映画『鈴木先生』(監督:河合勇人/配給:角川書店・テレビ東京)に、女優・臼田あさ美(28)、土屋太鳳(17)、『ジャニーズJr.』の風間俊介(29)、女優・富田靖子(43)、河合監督(43)、原作者の武富健治(42)らとともに登壇した。

 長谷川が登壇時にコケるハプニングから始まった舞台あいさつは、“鈴木先生ワールド”に染まったものとなった。

 2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した同名原作を基に、平凡な教師がどこででも起こりうる問題について過激に悩みつつ、独自の教育理論によって解決していくさまを描き、話題となった同名ドラマ(テレビ東京系にて11年4月より放送された)の映画化。

 キャスト陣が観客席の通路を通って登場すると、キャーという黄色い歓声が劇場を包む。突然、ドタッという音とともに、キャーッと黄色い悲鳴が劇場に響く。ステージの方を見ると、長谷川が階段を上がりきったところでコケていた。さらに、立ち上がったが足をもつれさせ、壇上からダイブして落ちる。ハプニングなんだか、ネタとしてのパフォーマンスなんだかわからないまま、舞台あいさつがスタート。

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

 みな爆笑する中、司会のテレビ東京アナウンサーの秋元玲奈(27)が声をかけると、黒縁メガネにループタイという“鈴木先生スタイル”の長谷川は、「滑ってしまいまして、映画は滑るわけにはいかないので」と、笑わせる。

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

ヘビのように細く長く切り抜けたいと抱負

 長谷川は、「今日がたぶん最後の衣装だと思います」と、しんみりと答え、「寂しい気持ちもありますけど・・・嬉しい気持ちもある」と、小声になって語ると、会場からはクスッと笑う声が漏れる。

 同ドラマは、放送時には、21世紀(2001年以降)のゴールデンアワーのテレビドラマでは最低平均視聴率2.16%を記録したことで話題となった。しかし、その後、『第49回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞』受賞(2012年)、『日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞』受賞(2011年)と、高い評価と熱い支持を受けたことでも、注目を集めた。

 このことを踏まえ、長谷川は、「いろんな逆境がありながら、こうやって作品を作ることになって、できるだけいいものを見せようと、スタッフ、キャストみんな必死になって作りました。映画にできたのも、みなさんが熱望しなかったら実現し得なかったことです。感謝の気持でいっぱいです」と、ファンにお礼を述べた。

 長谷川は巳年生まれの年男。初主演映画の封切りと幸先いいスタートを切り、その意気込みを聞かれると、「意気込みないですけれど、ヘビのように細く長く上手く切り抜けていければいいかなぁと思います」と、拍子抜けした答え。司会者が、「よいスタート切りたいですよね」と、“熱い言葉”を引き出そうとするも、「そこもうまく切り抜けていければいいかなと。鈴木先生もうまく切り抜けて映画になりましたから」と、ヘビのように掴みどころなくスルッと答える。

 最後に、長谷川は、「今日で僕は鈴木先生のメガネを取ります。メガネを取りますけど、メガネを取った長谷川博己もキライにならないでください!」と、芝居がかって力説すると、笑いと拍手が会場から起こった。

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

「鈴木先生と結婚しました」と、報告

 ドラマで鈴木先生と交際し、最後にできちゃった結婚をした妻役の臼田は、「『この度、私結婚しまして鈴木麻美になりました』と、いうのがすごく心地良いです」と、優しい微笑みを浮かべる。

 撮影現場では、「同じ“あさみ”なので、みんなに、『麻美さん、麻美さん』と呼んでもらえるのは、すごく自然に“麻美さん”になれてよかったです」と、同名の理をいかし、自然と役に入っていけたという。

 ただ、特殊能力を有している女性ということで、「なかなか理解しづらかったですね。(撮影中)ウ~ンと怒ったりすると、電球がパーンと割れたり、照明が変わっていくんですけど、パチンコを命中させて電球をパーンと割ったりする照明部さんや、装飾の方々が大変だったんじゃないかなと思います。でも、職人さんで、百発百中でした」と、特殊能力を映像化する大変さを語った。

 鈴木先生の“妄想上の恋人”であり、今回、人質に取られる女子生徒役の土屋は、「この役が決まった時、“私はこの作品にお嫁に行くんだ!”と、決意しました。なのに、もうすぐ、小川蘇美ちゃんでいられる時間が終わります。何か魔法が解けちゃう気分です。とても寂しいし、お嫁に来た私はどうなっちゃうんだろうと思うんですけど、これからも、ファンの1人として、皆さんと一緒に、作品を愛し続けて行きたいと思います」と、思い入れたっぷりに語った。

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作品と結婚する気で挑んだ土屋

 役柄では、優等生で、しっかり者の印象がある土屋だが、「生徒役は年下がほとんどだったんですけど、私が精神年齢が低くて、一番下の生徒役の子が(撮影当時)中学1年生か小学6年生ぐらいで、クランクアップの頃に、『年上ってちゃんと覚えている?』て聞いたら、『えっ、太鳳のこと年上と思ったこと、一回もないんだけど』と言われて。みんなが大人っぽくて引っ張っていただきました」と、恥ずかしそうに、意外な素顔を告白した。

 続編について、河合監督は、「あったらいなぁと思いますけど、最後でしょうね。僕は最後と思って撮りました。一人ひとりの生徒をふくめ、先生もたくさん出てくるけど、きっとどこかに自分がいるんじゃないか。それぞれ重ねあわせてみていただくと面白いんじゃないかと思います」と、PRした。

 ストーリーは黒縁メガネとループタイがトレードマークの悩める国語教師・鈴木先生(長谷川)。二学期が始まり、生徒会選挙と文化祭の準備に追われるなか、教育方針の対立により、“壊れてしまった”天敵の家庭科教師(富田)が、休養から復活。さらに、ドロップアウトしてしまった卒業生(風間)が学校に立てこもり、女子生徒(土屋)が人質に取られるという史上最悪の事件が発生する。どうする鈴木先生!?

 同映画は、12日より角川シネマ新宿ほか35館でロードショー

 

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

この後、ハプニングが・・・

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

まさかの舞台上で滑ってコケる


長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

長谷川博己

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

特殊能力の表現に感動した臼田


長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

臼田あさ美

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

土屋太鳳


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富田靖子

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

河合勇人監督


長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

秋元玲奈アナウンサー

長谷川博己、ステージからダイブ!ヘビのように細く長く上手く切り抜けていきたい

最低視聴率から映画化になった『鈴木先生』