おくやみ 2017年07月19日11時25分

100歳を過ぎても現役医師日野原重明さん死去


 文化勲章受章者の日野原重明さんが18日、呼吸不全のため亡くなった。105歳だった。

 同日、NHKが報じており、日野原さんは1911年、山口県生まれ。当時の京都帝国大学で医学を学び、41年に東京の聖路加国際病院で内科医として働き始めた。「チーム医療」の重要性を主張し、看護師の教育に力を注ぎ、54年には民間の病院で初めて人間ドックを導入し、生活習慣を改善して病気を予防するという考え方を普及させた。

 また、70年のよど号ハイジャック事件に巻き込まれ、4日間人質として拘束されたことも。95年に起きた地下鉄サリン事件では、聖路加国際病院の院長として、自ら陣頭指揮をとり、事件の当日だけで病院に運び込まれた640人の被害者の治療にあたった。

 関係者によると、日野原さんは体調を崩して自宅で静養を続けていたが、18日朝6時半過ぎに呼吸不全のため亡くなったという。日野原さんは100歳を過ぎても現役の医師を続けていた。