声優 2015年06月20日19時37分

坂本真綾 任務完了で胸いっぱい!「“草薙素子役”と自己紹介するのは本日が最後になるのかな」


坂本真綾 任務完了で胸いっぱい!「“草薙素子役”と自己紹介するのは本日が最後になるのかな」

坂本真綾が胸いっぱいな様子を見せた

 声優・坂本真綾が20日、東京・新宿バルト9でアニメーション『攻殻機動隊 新劇場版』(監督:野村和也/配給:東宝映像事業部)初日舞台あいさつに、野村監督、キャラクターデザインも担当した黄瀬和哉総監督、脚本を担当した冲方丁氏、音楽を担当した『コーネリアス』小山田圭吾氏、製作総指揮の石川光久氏とともに登壇した。

 公安9課が立ち上がるまでを描いたアニメーション『攻殻機動隊 ARISE』。本作もその流れを組み、2029年3月総理大臣暗殺事件を追っていくことで、草薙素子(cv坂本真綾)率いる寄せ集め集団から最高のパフォーマンスを発揮するチームへと変化していく姿が描かれる。

 まずは石川氏から「真綾さんうまくなったね。(1995年11月公開の)『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』のときって5歳くらいだと思ってた」と、坂本が素子の幼少時代の声で出演した同作を引き合いにコメント。

坂本真綾 任務完了で胸いっぱい!「“草薙素子役”と自己紹介するのは本日が最後になるのかな」

 

 それに対して坂本は「15歳のときに、初めて攻殻機動隊の作品に出演させて頂いて、まさか20年後に自分が素子としてやらせていただくと思っていませんでしたし、当時は内容もすごく難しく感じて、今よりもネットとか、電脳のシステムがピンときていなかったんですけど、時代が攻殻機動隊の世界が想像できるまでに、時代が変わってます。その中で攻殻機動隊の世界を演じるというのは、不思議な感じ。また違う観点から、演じられたなと思っています」と、しみじみだった。

 司会からは素子の魅力はどこにあるのかという質問が飛んだが、「ファンとして見ていた素子は強くて、色気があって、とても遠くて、共感するという視点では見れないくらい自分とはかけ離れたミステリアスな完璧な人でした。『ARISE』から見た素子は、失敗したり怒ったりいろいろするんです。またその未熟なところもまた魅力に感じたというか、その魅力の時代があったからこそ、ああやって素敵な女性になったんだなと。あの公安9課とともに過ごしたことで、危なげな素子が素敵な素子になっていったんだと思うと、同じ女性としても励まされます。より共感という点からキャラクターを好きになれました」と、熱を込めた。

坂本真綾 任務完了で胸いっぱい!「“草薙素子役”と自己紹介するのは本日が最後になるのかな」

 

 また、小山田からの楽曲提供で本作の主題歌『まだうごく』を歌う坂本だが、小山田から「歌入れが異常に早くて、昼ぐらいに始まって夕方に終わって速攻帰るみたいな感じでした」と、相当に早く終わったようで、「難しい曲だと思うんですが、練習してました?」と、尋ねると坂本は「難しさに燃えるということもあって(笑)。パズルを解くような感じで楽しかったです。早く終わったのは、小山田さんがOKとおっしゃるので」と、笑みを見せることもあった。

 最後に、坂本は、「私にとって縁というのは大事で、大切にしたいものですが、素子の役をやるというのも縁だったんだと思うんですが、本当は逃げ出したいくらい大きすぎるプレッシャーだったと思うんです。でもここで『出会った縁に乗らないのもな』という気持ちで、そう思っていたスタッフさんとかもたくさんいたと思うんです。プレッシャーがあってもやってみたいなという思いで、愛を注ぎこんで作った作品です」と、自身だけでなく、ほかのスタッフ・キャストにもあったであろうプレッシャーを代弁。

 続けて、「頂いたご縁ですけど、たぶんこの新劇場版で、私は『草薙素子役の』と自己紹介するのは本日が最後になるのかなと思います。卒業がテーマの作品になっていますが、卒業は寂しいですけど、とてもいい気持ちで、幸せな気持ちで、任務完了したと思います」と、胸いっぱいな様子を見せていた。

 アニメーション『攻殻機動隊 新劇場版』は全国上映中!

坂本真綾 任務完了で胸いっぱい!「“草薙素子役”と自己紹介するのは本日が最後になるのかな」

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小山田圭吾氏

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冲方丁氏

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野村和也監督

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黄瀬和哉総監督

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石川光久氏