J-POP 2014年04月22日17時00分

世界照準、気持ちがドライヴするインストジャズバンド「Nolph Lauren」−期間限定で楽曲無料ダウンロード可能に−


世界照準、気持ちがドライヴするインストジャズバンド「Nolph Lauren」−期間限定で楽曲無料ダウンロード可能に−

「Nolph Lauren」

 若さ溢れる感性は疾走感として楽曲に反映されていて、聴いていてとても気持ちがいい。ジャズといえば、モードジャズに代表されるような“都会の夜に流れる大人の音楽”というイメージだが、そこには等身大でリアリティのあるジャズが鳴らされている。フレッシュな透明感のある音で世界を照準に活動するインストジャズバンド「Nolph Lauren」(ノルフローレン)だ。

 彼らの楽曲『Orion』が現在、アーティストとファンをダイレクトに繋ぐ音楽サービス「Frekul(フリクル)」のサイトで期間限定で無料配信されている。

 「冬の夜空に浮かぶオリオン座をイメージして制作した」とキーボードの中島涼輔が語るように、キラキラとした旋律を奏でるピアノは、夜空で光りながら冷たく澄んだ冬の風となって、耳の中を心地よく抜けて行く。そこにタイトでクールなドラムのリズムが加わって響くオリオン座の音色は、端麗な女性のように、しなやかで強い。掛け合うように奏でられる2人の演奏は、リスナーの気持ちを自然に高めてくれる。キーボードの中島は「便所で眉間にしわをよせて踏ん張ってたら至高の3拍子ワルツフレーズが思いついて曲ができました」と語るが、エピソードからは到底イメージできないほど爽やかである。

 「ノルフロウ」という4ピースポップバンドで精力的に活動していたドラムの板橋洋輔と中島が新たな試みとして結成したNolph Lauren。彼らは、クラシックやワルツ、ロックなどこれまで歩んできた音楽の要素を楽曲に取り入れて、ジャズだけに留まらない表現で自分たちの音楽を作ることができる。その1つの例として、彼らの歌声も聴くことができるレディ・ガガの代表曲『Poker Face』のカバーでは、ダフトパンクを彷彿とさせるコーラスやテクノサウンドを用いて華麗にアレンジされている。海外からの注目も高く、イギリスのラジオ番組への出演も決定。今後の活動への期待は大きい。

 「ビル・エヴァンスを聴いてればモテる。幾度もの危機をビル・エヴァンスで乗り越えてきました」という独自の理論を話すユニークな一面も。そんな彼らも無事に今年大学を卒業し、2人とも新社会人になって間もない。彼らの人生の旅も、Nolph Laurenの音楽の旅も、まだ始まったばかりだ。(津田 聖治)

 【Nolph Lauren】
 ドラムの板橋洋輔(いたばし ようすけ)/キーボードの中島涼輔(なかじま りょうすけ)から構成される2ピースのインストジャズバンド。2013年7月に結成。中央大学法学部の2人が作り出す疾走感あふれるジャズテイストの楽曲は、これまでにオリジナル楽曲6曲・ミュージックビデオ3本がリリース。また、ミス中大2013でミスオブミス2013ファイナリストの西澤由夏さんが出演したMVも話題に。海外のオーディエンスからの評価が高く、イギリスのラジオ番組への出演も決定している。

 Nolph Lauren 楽曲無料ダウンロード(Frekul)